頻尿には色々な種類がありますが、精神的なものが原因の頻尿を心因性頻尿といいます。
精神的な不安や緊張から尿意を催し、そのことに強く意識してしまう病気のことだそうです。
私は、昔から頻尿です。
夜間はトイレに中途覚醒することはないのですが、日中は、特に仕事中は、30分〜1時間おきくらいにトイレに行きたくなります。
現在出勤時は公共交通機関を利用しているのですが「降りるまでにトイレに行きたくなったらどうしよう」との思いが常にあります。
過去に、乗る直前にトイレに行ったにもかかわらず降りるまでに強い尿意を催したことがあり、トラウマになっています。その不安が、膀胱内には尿意をきたすほどの尿がたまっていなくても膀胱を収縮させ、尿意が起きるのではと考えています。

コールセンターに勤めていた時、電話内容はクレームが多く、もともと電話対応が苦手だったためかなり気を張り、我慢していました。電話1件対応するたびにトイレに行かないと、正気を保てない状況です。
排尿することにはリラックス効果もあると言われているためか、溜まったストレスを少しでも緩和しようと身体が動いたのではないかとも思います。

もしも、夜間はおしっこに起きないのに日中に何度もトイレに行きたくなる人は、心因性頻尿かもしれません。
私は、頻尿なのがすごく悩みです。
訪問看護は1件につき30分〜1時間程度ですが、訪問の最中に万が一にも催さないように常に気を遣わなければなりません。私がふだんしている対策を、書いてみたいと思います。

1)訪問前にはトイレを済ませておく。
2)夏でもカラダを冷やさない。
3)特に午前は体温が上がりきっていないので、カフェインは摂らないようにする。
4)飲んだ量より多い尿は出ないと言い聞かせる。
5)冷えやすい下半身をタッチングして温める。
6)なるべくトイレのことを考えないようにする。他の事で気を紛らわす。
7)いつでもトイレに入れるよう、近くの場所を把握しておく。→トイレMAPを使う。
8)ムレないズボンを履く。
9)極限に追い込まれた時のために、携帯トイレ(100均でも買えます)を車載しておく。
10)夏場は、水分をがぶ飲みしないように、凍らせたペットボトルを持ち歩き少しずつ溶けたのを飲むようにする。

などです。
10)に関しては、あまりの暑さにスポーツドリンクとお茶を一気飲みした直後に訪問に入ってしまった失敗を教訓にしています。持参することで飲み物代の節約にもなります。

もし私と同じ悩みをお持ちの方おられましたら、少しでもご参考になれば幸いです。少しでも、苦痛を軽減して気持ちよく過ごせたら良いですね。