訪問看護に転職して良かったこと9選❗️
31歳で看護師免許取得し、新卒で総合病院の病棟勤務をしていました。
どこに行っても通用するためには、最低でも3年間は病棟で勤務して、知識や技術を身につけるつもりでした。
しかし、激務についていけず心が折れ始め、技術のが身につくのが先か心が折れるのが先か。
このままでは再起不能になると察し、入職してわずか10ヶ月で辞めてしまいました。
転職サイトにお世話になり、現在の精神科訪問看護ステーションに採用してもらうことができたのです。
以下は、私が転職してよかったと感じていることです。ステーションによって労働条件が異なるので共通していないとこともありますが、あくまで私の場合とのことでご理解いただければと思います。
①夜勤なし
②オンコールなし
③日曜日が固定休
④委員会活動がない
⑤病院ほど強制参加(❓)の研修がない。あってもオンライン視聴できる
⑥看護記録が社用スマホで入力できる
⑦スタッフが少数精鋭
⑧病院勤務の時は気づかなかった景色が見える
⑨仕事の合間に買い物できる
〈夜勤なし、オンコールなし〉
私の所属するステーションは24時間対応していません。
緊急を要する場合は精神科救急対応の病院に相談いただくこととなりますが、そもそも「夜は寝るもの」であり、寂しいからといって真夜中だろうがいつだろうが電話に対応することは、本人の依存を助長することになりかねません。
営業時間外は対応しないことを利用者さんにはしっかり伝えてあり、ルールを守っていただくことで自立に繋げていくのです。
〈日曜日が固定休〉
傾聴することは支援者のメンタルを消耗します。質の良い看護をお届けするためにも、業務のことを考えなくて良い日、しっかり休養できる日があることは大切だと感じています。
〈委員会活動がない、強制参加の研修がない・あっても後日オンライン視聴できる〉
病棟勤務の時は、夜勤明けだろうが有給だろうが、必ず出なければいけない研修会が多数ありました。
研鑽することの必要性は十分理解しているのですが、そもそも全然体が休められないのです。
病棟内の話し合いなどは、時間がないにも関わらず結論が出ない漫然とした時間を過ごさねばならないしんどさがありました。メリハリのある研修スケジュールであり安心できます。
〈看護記録が社用スマホで入力できる〉
これは非常に大きいです。
社員1人1人にスマホが支給され、関係機関や利用者さんに電話連絡をするだけでなく、訪問の合間、スキマ時間に記録できるので、大抵は残業にならず定時退社できています。
〈スタッフが少数精鋭〉
もともと人間関係がめんどくさい性分なので(笑)、関わるスタッフの人数が少ないことはとても楽です。スタッフが一堂に会するのは朝の申し送り時くらいで、あとは訪問に出たきり終業まで他スタッフと合わないこともザラです。
必要な連絡はグループLINEで行なっているので、顔を合わせずに連絡事項を共有できています。
〈病院勤務の時は気づかなかった景色が見える〉
朝から晩まで自宅と病院を往復していたり、病院という箱の中にだけいるとわからなかったことがあります。
それは、道端に咲いている花が綺麗だったり、意外と虹が出ていることを知ったり、何より季節の移り変わりを実感できるのです。
これは私がHSPだからなのでしょうか❓
毎日、訪問先までの道のりを運転したり、歩いたりしていると、桜の花が満開だったり、稲刈りの香ばしい匂いなんかを感じます。利用者さんとも話をしようとの思いを胸に抱き訪問先に向かうのでした。
〈仕事の合間に買い物できる〉
1年中保冷バッグを持ち歩いています。
夏は冷凍ペッドボトルを入れて水分補給とクールダウンを兼ねています。
冬は冬で、休憩がてら寄ったスーパーで入手したもやしなどの食材をこの保冷バッグに入れて自宅に持ち帰ります。
定時で帰っても帰宅する時間が19時頃になるため、隙間時間に買い物を終わらせられるのは助かります。
いかがでしたでしょうか。
他にもいろいろあるのですが、以上が主な内容です。
もし、病棟勤務に疲れている方おられましたら、一度訪問看護という道も検討されてみると今までとは違った世界に出会えるかもしれません。