春になると美しく咲く桜。
桜って、目が見えないのに(目がないのに)なんで春と秋の違いがわかるんだろう?
気温、紫外線の量などでいったら春も秋も変わらない、似たような感じがするのだが。
ヒトなら、目があるから色の違い、カレンダーやニュースなどみて見当識があるから今が何月といった季節がわかる。
でも、目がなかったり日頃今日がいつか確認してなかったら、春だか秋だかわからなくね?
何かがプログラミングされているのだろうか??
どのようなメカニズムなのか、すごく興味を持った。
春になると花が咲く。花びらが散って、お次は緑の葉っぱが出現する。秋になると葉っぱは枯れて落ちる。冬は枝だけになる。
冬は枯れ木のように見えても、春になるとちゃんと花を咲かせる力を持っているんだよね。
不思議だ。
春の桜は、美しくてみんなが見惚れている。
しかし、冬の桜の木はどうだろう?
美しさなんてどこにもない。
誰も見向きやしない。
それなのに。
誰に褒められなくても、ジッと冬の厳しさに耐えて力を蓄えている。
美しく咲いている時間は圧倒的に短くて、花が咲いていない期間の方が圧倒的に多いのに。
なんて偉いんだろう!
ちょっと結果がでないからって、すぐにあきらめて投げ出してしまう自分が恥ずかしいよ。
今朝も気温0℃近くて寒いけど、桜の木たちは文句1つ言わずにそこに佇んでいる。
私は、しっかり見ていますよ。